昨日ウィーン少年合唱団を聴きにサントリーホールへ♪

演奏とは別の驚き!

会場に早めに入り本日のプログラムや、

今回の公演の『ハイドン組メンバー』の顔写真を見ながらワクワクしていると…

どよめきとまばらな拍手が耳に入り、ステージを見ると特に変化なく…

2階最前列だった私はホールを見渡すと2階右側のお席に真っ白い照明が10個ほど。

?!そのどよめきと拍手が大きくなって観客の方々の視線を辿ると、

なんと!天皇皇后両陛下と愛子さまがお見えになりました✨✨

(あの照明は報道陣のカメラ照明でした)

にこやかなご家族共通のお優しい雰囲気と圧倒的なオーラによって、

公演前ざわざわしていた会場は物凄い拍手と共に一気に一体感で包まれました。

終演後お帰りになられる際に両陛下と愛子さまは、

客席の方に何度か向きを変えられて会釈され、お手を振っていらっしゃいました。

この時もやはり物凄い拍手が起こり、多くの方々が手を振っていらっしゃいました。

勿論ワタクシも両手を振ってしまいました😆

 

初めて聴いたウィーン少年合唱団♪♫♬

今回色々な豆知識を得られました👍

合唱団の創立は1498年で525年!もの歴史があること✨

10〜14歳の約100名のメンバーは全員アウガルテン宮殿で生活していること👀🏰

『ハイドン』『モーツァルト』『シューベルト』『ブルックナー』という

作曲家の名前がついた4つのグループに分かれていること。

最初『ハイドン組』というのを見て、

??何だか宝塚歌劇団みたい(花組、月組…)😀

さて、合唱の方はというと《天使の歌声》そのものでした💕

果てしなく清らかな歌声は聴く者の心に静かに沁み渡っていく…

想像はしていましたが、実際に聴くと心地よさは勿論デトックス効果(?)の様な感覚も。

そして衝撃的だったのが、ピアノ伴奏兼指揮をしていらしたジミー・チャンさん。

ピアノというよりオーケストラの音色でした😀

低音部は金管楽器のテューバやコントラバスを思わせる様な響きで、

中高音部の音色や輝きは自由自在で非常に厚みのある音楽は、

少年たちの合唱をリードしながらも引き立てる素晴らしいピアノでした❣️

まるでオーケストラと一緒に歌っている様な感覚です💓

サントリーホールのスタインウェイはピアノリサイタルなどで良く聴きますが、

(ツィマーマンや内田光子さんはご自身のピアノを飛行機で持ち込まれますが👀)

弾き手によってここまで変わるものなのか?!と当たり前のことを改めて感じたのでした。

ウィーンのエッセンスが散りばめられた音楽

今回のプログラムで個人的にいちばんのお気に入りは、

『ワルツ《皇帝円舞曲》:J.シュトラウス2世』でした😍

ウィーンフルのニューイヤーコンサートでもよく演奏されるお馴染みの曲です♪

シュトラウスの曲は幾つか入っていましたが何も

オーケストラ風にアレンジされたコーラスとジミー・チャンさんのピアノによって

ウィーン伝統の音楽が表現されていて素晴らしい演奏でした✨

最後に

演奏会というのは一期一会のものですが、

ウィーン少年合唱団のメンバーは変声期前の少年達である為特にその要素が強い中で

今回の22名のハイドン組にはマナブくん、ノブタカくん、

レンタロウくんの3名の日本人が在籍していて、

彼らの素晴らしいソロパートの独唱が聴けたことは非常に嬉しいことでした。

この様な年齢で母国から遠く離れたヨーロッパの地で研鑽を積んでいらっしゃることに、

感銘を受けると同時に日本人として心から応援したいと思いました。

そしてハイドン組のカペルマイスターでいらっしゃるジミー・チャンさん、

この素晴らしい音楽家との出会いにも心から感謝です💕

6月中まで東京公演も数回有る様ですので、

ご興味がおありでしたらお勧めです❣️

詳細はこちらhttps://www.japanarts.co.jp/special/wsk/