プリモピアノ教室(用賀駅、上野毛駅)のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

先日のレッスンで小学1年生のHちゃんが楽譜を仕舞う際に、

レッスンバッグの中の『弾き合い会のしおり』が目に入りました。

「Hちゃん、ちょっと見せてもらってもいいかしら?」

「いいよ〜♪」

絵を描くことが大好きなHちゃんは毎回余白に素敵な絵を描いて、

殺風景だったしおりを見事な作品に仕上げてくれています✨

裏表紙にもこんな風に↓

昨年の10月末の弾き合い会12月の弾き合い会は、

2つのグループに分けてお教室で行いました。

演奏ごとに聴き手にはメッセージカードに“良かったところ”を書いてもらいます。

そしてみんなの前で発表してくれる人には、自身の書いたメッセージを読んでもらいます。

そうすることによって自分以外の多様な感性や着目点を知る機会を持つことが出来ます。

全員の演奏が終了した後に生徒さんには自分が貰ったメッセージカードを

しおりに貼っていただいて、しおりの完成です。

これは余談ですが、大きなテーブルでカードを貼るお子さんたちの様子は三者三様です。

持ち物のスティック糊を忘れたことを咄嗟に「あ、忘れた!」と言えるお子さんもいれば、

じーっと目線で訴えかけるお子さん、ゆっくり丁寧に糊をつけるお子さん、

スピード勝負!とばかりに手早く作業するお子さん、

自分より小さな隣のお友達に気配りを見せるお子さん、

書かれたメッセージを読みながら貼っているお子さん…

この場面だけでも個性が溢れていて実に微笑ましいのです😆

先月サロンで開催した弾き合い会は作業をするテーブル等が無かったので、

記入されたメッセージカードはご自宅で貼っていただく運びとなりました。

なので、私も生徒さんたちがどんなメッセージを送っていたのか分からず、

気になっていたのでした👀🤭

Hちゃんのグループは1年生以下のお小さいお子さんが多かったのですが、

一生懸命に考えてくださったであろう“Hちゃんの演奏の良かったところ”

が並んでいてとても嬉しく思いました。

ピアノは日々自宅での練習を必要とする孤独なお習い事です。

メッセージカードで自分の良いところを褒めてもらえたことはお子さんにとって嬉しく、

次へのモチベーションになります。

時には辛い練習を乗り越える力にもなります。

そして聴き手になった時には演奏者からの学びが必ずそこにあります。

お教室を開設して1年7か月。

初めの半年間は80%が初心者で、現在も在籍生徒さんの70%弱の方が

プリモピアノ教室で初めてピアノを習われた方です。

ピアノの上達と共に聴く耳も養われていきますので、

メッセージカードの内容も変化していくことと思います。

弾き合い会のしおりはその様な意味でも生徒さんの『歩みの記録』となります。

豊かな音楽の世界への歩みを生徒さんと共に一歩ずつ進めて参りたいと思います。

今後も楽しみです🥰

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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