プリモピアノ教室(用賀駅)のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

ピアノの習得には自宅での練習が不可欠です。

その為には“練習を習慣化する”ことが非常に重要となります。

早い段階で習慣化出来れば、レッスンはより効果的となり、

上達と共にお子さんの意欲も増していくことが多くの生徒さんで実証済みです。

今回はあっという間に練習習慣が身についたKちゃん(年少さん)の事例をご紹介します。

 

年明けに体験レッスンにいらした、清泉インターナショナルスクール年少さんKちゃん。

レッスンが始まって2ヶ月が経ちました。

Kちゃんのご両親は香港の方で、6年前に転勤で日本にいらしたそうです。

Kちゃんは近所の保育園に通われた後、昨年9月から現在の幼稚園に通われていて、

ご家庭では広東語(ご両親共に英語と日本語は堪能でいらっしゃいます。)、

保育園では日本語(現在の幼稚園では英語)とご家族全員が多言語を話される、

何とも羨ましいファミリーです😆

Kちゃんと日本語でコミュニケーションを取れることは、

私にとって非常に有難いことです😂

Kちゃんは毎回「こんにちは〜♪」と笑顔で来てくれます。

いつもニコニコしていて褒められたり嬉しいことがあると、

さらにお顔がパッと明るく輝くのが印象的な生徒さんです。

 

レッスンを始めるにあたって

体験にいらした時点ではご自宅にはおもちゃのピアノしか有りませんでしたが、

日々の練習が欠かせないことから楽器の必要性をお話しすると、

お母様はご理解くださり、早速電子ピアノを購入されました。

初回のレッスンでは皆様にお伝えしている2つのことを申し上げました。

1つ目は、練習の習慣化についてです。

ピアノはご自宅での日々の練習が不可欠です。

物事初めが肝心。“鉄は熱いうちに打て”です😎

2つ目はピアノは“楽しいもの”として感じていただくために、

「プレッシャーをお子さんにかけないでください。」

ということをお伝えいたしました。

平たく言いますと「練習しなさい💢」は厳禁です。

具体的な言葉がけや、方法、色々なエピソードを交えてお話しすると、

Kちゃんのお母様は自然な表情で「うん、うん、そうですよね〜」

と頷いていらっしゃいました。

 

練習の習慣は付きつつありますか〜?

レッスンが始まってKちゃんは毎週順調に課題をクリアされ、

楽しく通っていらっしゃいました。

何度か出張の為に送迎ができないお母様の代わりにお父様が見えたのですが、

お母様同様に柔らかな雰囲気です。

レッスンが終わるとKちゃんはお父様に纏わりついて甘えていて、

ご家庭での優しいお父様振りが伺われました😊

先週もいつもの様に安定した練習成果を披露してくれたKちゃんのレッスンが終わり、

お母様にご自宅での様子を尋ねてみました。

「Kちゃんの練習は習慣になってきましたか?」

すると予想しなかった言葉が返ってきました。

「Kちゃんね、一人で練習してますよ。私や夫が何も言わなくても

“あ、ピアノの練習♪”って言って毎日自分から練習しますよ。えらいね❣️」

「えっ?!ご自分から毎日⁉️😮」

「そうですよ〜♪頑張っていてえらいよね❣️😊」

驚いて目がテン😦になっている私にKちゃんのお母様から更なるビックリ情報が👀

「先生、私と夫もピアノの練習をしていますよ〜♪」

「ピアノの練習?!ご両親も❓」

「そうです❣️アプリを使ってね。結構楽しいよ〜😃」

と、携帯電話のアプリを開いて練習動画を見せてくださいました。

これで、納得しました❗️❗️

お父様、お母様がピアノを練習しながら楽しんでいらっしゃる様子を

Kちゃんは身近で見ていたのですね。

“ピアノって楽しいね💓”と言う雰囲気がご家庭の中にあって、

Kちゃんはその楽しさを大好きなご両親と共有することが出来た…

素晴らしいですね✨

これは非常に大事なことですね👍

Kちゃんのお母様のお話はピアノに限らず物事に取り組む際の原点だと思います。

取り組む対象に楽しさや喜びが無いと“やらされている感💦”ばかりが強調され、

辛いことになってしまいます😖

ピアノは努力の積み重ねが不可欠です。

苦しい練習を経て弾ける様になり、楽しさを感じるところに至ります。

お子さんに音楽の楽しさを知ってもらいたい、ピアノを楽しんでもらいたい

とお考えでしたら、是非親御さんも音楽を楽しまれてみて下さい😊

今回のまとめ

お子さんが自分からピアノの練習をする様になるための秘訣🎹

1先ずは楽器を購入すること

「さあ、ピアノを習おう♪」とお子さんの気持ちが熱いうちに、

楽器を用意して下さい。

購入でなくても、リースやレンタルという方法もあります。

2親御さんはお子さんにプレッシャーをかけない

「練習しなさい❗️」は厳禁です🙅

これを続けるとお子さんはピアノ嫌いになったり、

親子の関係にヒビが入ります😭

お子さんに練習してほしいと思うお気持ちは理解できます。

でしたら尚更アプローチの仕方を考えて下さい。

3親御さんがピアノや音楽を一緒に楽しんで、“楽しい”を共有する

ご家庭で音楽を楽しまれることは間違いなくお子様に良い影響を与えます。

楽器を演奏されるのは勿論ですが、聴くこともとても良いことです。

お子さんのピアノに対して興味を持ち、共感していただければと思います。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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