プリモピアノ教室(用賀駅・上野毛駅)のブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

幼稚園に通う3歳のAくん久し振りにレッスンにいらっしゃいました。

お母様のご帰省に同行して1か月余りレッスンから離れていたので、

ピアノのことはすっかり忘れてしまったかしら…🤔とある意味観念しておりました。

予想通り(?)課題は手付かず状態で😅

ピアノはお母様のご実家にあるので当初は練習をするつもり♪…だったそうですが…

普段会えないおじいちゃまやおばあちゃまと一緒のちょっと遅い夏休みですから、

それはもう、毎日楽しいことが盛り沢山で、非日常💖

ピアノの練習は遠〜〜く意識の彼方に…?

というわけで課題を一緒に練習することになりました😆

3つの黒鍵を2番(お母さん指)3番(お兄さん指)4番(お姉さん指)で弾いて、

それを左手から弾き始めて途中で右手に替えながら4オクターヴ弾いていくという、

結構集中力が要る曲です。

前回までのレッスンでは違う指で弾いていたり、1オクターヴ高音に移動が出来なかったり、

そうこうしているうちにゴールの手前で棄権(?)でしたが、今回は如何に?!

「よんさんにぃ〜」と歌いながら弾いてくれるAくんに

「あれ?お歌とお指がちがうみたいね〜?!」と言いながら間違いをお直ししていきます。

「?!」Aくんは一生懸命左手の4番のお指を黒鍵に置こうとしていますが、

5番(小指)が黒鍵に載っています😅

3歳の初心者のお子さんにはこれが本当に難しいのです!

4番のお指は普段の生活で意識しないので。

しかも利き手とは反対の手でさらに黒鍵!

「このお指よ〜」と言いながらAくんの薬指の指先を触ってお手伝いすると、

自分の動かしたいお指がどのお指なのかが分かった様です👍

次の関門は1オクターヴの移動です。

初めのうちは私が鍵盤を指差してお手伝い。

何度か弾くうちに少しずつ分かってきてゆっくり自分で弾ける様になってきました。

そしてさらに1オクターヴ高音へ。

今度は右手です🙄お指の番号も234に変わります💦

…こんな調子で随分繰り返し練習しながら私は内心「途中で嫌になっちゃうかしら…?」

とAくんの表情を観察していました。

けれどもAくんは最後まで諦めず、放り出さずに弾いていました。

うまく出来ないことに対しての粘り強さと、集中力を驚くほど発揮してくれたのでした。

おお〜✨✨お子さんによく見られる、いわゆる「長期休暇後の成長」です❣️

小さなお子さんほど顕著に見られるこの現象、

今まで本当に数多く目の当たりにしてきました。

 

私が海外にいた頃、日本人学校や幼稚園、インター校に通う生徒さん方は

長期休暇になると一時帰国されて1か月間(人によっては2か月)日本を存分に満喫されたり、

或いは長期の旅行に出られて普段の生活から離れ、

心身ともにフルチャージをして新学期や新年度を迎えていらっしゃいました。

その休暇明けのレッスンでは一人一人の生徒さんの成長が感じられ、

微笑ましく、嬉しく、愛おしさを改めて感じる時だったことを思い出します。

 

Aくんも正にこの1か月での成長がレッスンで現れていました。

私は勿論とても嬉しかったのですが、

一番喜んでいらしたのがお母様でした。

「こんなに真剣に集中して弾けるなんて。こんなに変わるんですね❣️

一緒に毎日過ごしていると気がつかなかったのですが、

我が子の成長ぶりを見ることが出来てもう感激しました〜😂」

毎日ご自分のお子さんと接していると、逆に気が付きにくいのかも知れませんね。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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